──月明かりに照らされた丘の上。聖女ユイは懐から抜いた銀の十字架を強く握りしめた。風に乗って流れる鈴の音が、次第に不気味な低いうなり声へと変わる。背後から黒い影がスッと立ち上がり、深紅の目が青白い肌を浮かび上がらせた。
「ユイ、こっちだよ……」
優しい声に振り返ると、聖獣ラズスが静かに近づいている。獣の横顔に映る真剣な光を見つめながら、ユイは喉の奥が締めつけられるような鼓動を感じた。怖がりだけど、この一瞬だけは勇気を振り絞らずにはいられない。
元最強の聖獣ラズスの花嫁でありながら、教会一の浄化能力を誇る聖女ユイ。しかし聖なる力の源たる彼女自身は大の怖がりで、暗い森ひとつ歩くにも悲鳴を上げるほど。しかしその涙と叫びがこそ、悪魔を追い払う唯一の光となる――。
最新刊『聖獣様と泣きむし聖女:聖なる丘と封じられた悪魔』は、そんなユイとラズスの絆が試される究極の浄化冒険譚。かいとーこ氏が紡ぐ濃厚な愛と恐怖のコントラスト、玄吾朗氏による荘厳かつ細密なイラストは、ページをめくる手を止めさせない圧倒的な没入感をもたらす。
◆限定試し読み増量版で味わう、最初の恐怖と萌え
冒頭では、ユイが初めてラズスに「助けて」と叫ぶ場面を大幅増量。普通の人間ならパニック必至の悪魔との邂逅を、涙声で懸命に浄化の祈りを捧げるユイの姿に胸が震える。ZERO-SUMコミックス版ではカラー口絵も収録され、ラズスの威厳とユイの純粋さが際立つビジュアルを堪能できる。
◆書店&オンラインストアで手に入る豪華特典
一迅社文庫アイリスフェア対象店では、製品版購入時に描き下ろしイラストカードや特製しおりがもれなく付属。とらのあな&アニメイトではさらにキャラクターポートレートセットをかいとーこ氏直筆サイン入りでプレゼントする店舗も。ゲーマーズ限定ではラズスの角型アクリルスタンドが手に入り、ユイの泣き顔をバックにラズスが佇む圧巻の一品となっている。
◆朗読劇&トークイベントで生声の迫力を体感
2025年秋には都内某劇場で朗読劇『聖なる丘の囁き』が上演。主役のユイは新人声優が挑み、ラズス役は人気ベテラン声優が務める。朗読後のトークセッションではかいとーこ氏と玄吾朗氏のクロストークも予定され、原作者による裏話が続々飛び出す――。公演チケットはファンクラブ先行で即日完売するほどの注目度だ。
◆試し読み配信サイトで今すぐ体験
もちろん電子版増量試し読みはスマホでもPCでも読める。以下のサイトに会員登録(無料)するだけで、序章から第2章までを丸ごとチェック可能。
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聖女ユイの“泣きむし”パワーが悪魔を打ち砕く瞬間、その涙の一滴に込められた祈りを、ぜひあなたの目で確かめてほしい。聖なる丘の頂で待つのは――浄化か、絶望か、それとも――。
©かいとーこ/玄吾朗/一迅社文庫アイリス


